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渡部塾は創設30余年!教科書が基本の塾です。

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渡部塾のおもい

学習の問題点

教育方針イメージ

トップ・ページでいくつか、問題点を列挙してみましたが、これらは、単に「要領が悪いとか運が悪い」といった単純な問題ではありません。これが生徒の皆さんの実力なのです。
保護者の皆さんの中には、「だれでも3時間勉強すれば、3時間分の成果が上がる」と考えている方が大変多いようです。しかし、実際はまったく違います。生徒個人個人によって効率は千差万別です。極端な場合、「A君が10時間学習しても、B君の1時間分にも満たない」ことが日常茶飯事なのです。 「勉強は、スポーツや楽器の上達と同じ」ことをご存知でしょうか。
どんなスポーツでも共通ですが、「基礎体力をつける」→「基本練習を繰り返す」→「応用技術を身につける」→「繰り返し練習する」・・・ざっと上記の一連の繰り返しの後、試合に臨むことがほとんどでしょう。
プロのスポーツ選手でも、練習の始まりは体力トレーニング、基本技術の反復練習からです。楽器にしても同じです。ピアノを習い始めて間もない人が、楽譜を見ただけでショパンの曲を演奏することは不可能です。楽譜を見てさっと演奏できる人は、ただならぬ基礎訓練を積んでいるのです。
学習も同様です。生徒の皆さんがどの段階にいるのかを見極めず、その段階を飛び越えて学習をし、その結果何もわからないまま時間を過ごす「学習の空回り現象」が起こっているのです。「わかりきったことの繰り返し=基礎の繰り返し」の中に「ものすごい力」が潜んでいるのです。 あの世界の「イチロー選手」は毎朝、「奥さん手作りのカレー」を食べ、「判で押した」ような1日を繰り返していたことはあまりにも有名です。
以下、問題点を簡単に整理してみますが、これらの問題点を解決していくこと、つまり生徒の皆さんが目標を持って、順調に学習を進めていけるようお手伝いをすることが「渡部塾のおもい」です。このためには、保護者の皆さん、生徒の皆さんとの連携が先優先課題となります。

(1)頑張っているのに成績が上がらない
がんばっているのに・・・
渡部塾では、定期テスト前に「テスト対策特別授業」を実施しています。そのとき、渡部塾では習っていない科目も学習させることがあります。
生徒たちは胸を張って「勉強している」と主張していますが、実際は「教科書を開いているだけ」ということがほとんどです。ノートに写す生徒もほとんどいません。。「ここには何が書いていますか」と尋ねても、「ええと・・・」と答えるばかりで、内容が答えられることもほとんどありません。つまり、勉強しているようで、「教科書を眺めているだけ」なのです。
この状態では「覚える」ことなど望むべくもありません。特に、家で自室に入って机に向かっていれば、保護者の目には「頑張っている」と映るのは当然です。「頑張っている」ように見えても、「頑張れていない」ことがほとんどなのです。

(2)うっかりミスをよくする

「塾や学校で解く時はできたのに、テストになると間違った・・・なんで?」とか、あとで見直してみたら「あの問題は落ち着けば解けたのに残念!」と思うことが多いかもしれません。
塾でも学校でも、授業は一連の単元に沿って学習を進めていきます。「いま学習しているところ」はわかっているのです。ところがテストでは、最初に、問題がどの「単元」から出題されているかを見つけ出すことが要求されます。
また、テストを受けるときの生徒の皆さんは少なからず冷静ではありません。テスト中に「単元を見つけ出し、落ち着いて解く秘訣」は、「普段から繰り返し練習して、完全に身につける」こと以外に方法はないのです。ピアノを習っている子どもさんが、発表会で「頭が真っ白になって、どんな風に弾いたか覚えていない」というのをよく聞きますが、体が勝手に覚えているところまでの練習が必要です。学習も同じです。「うっかりミス」は「偶然ではなく、実力」なのです。

(3)勉強の仕方がわからない

勉強は「基礎」の上に「応用」が乗っていきます。特に「基礎」の時点でつまずいたら、そこから先はわからなくなってしまいます。その時点で質問に答えてくれる人がそばにいれば、何とか前には進めますが、たいていはその様な人はそばにいません。また生徒自身、わからなくなってからは「努力する意欲」も薄れます。
この結果、何をどうしていいかわからなくなっていきますが、「テストの点数」という数字の評価が生徒自身に付きまといます。ある時「次のテストで頑張る」という弁解の言葉が、「勉強の仕方がわからない」という言葉に変わったことに、保護者の皆さんはお気づきですか。
「勉強の仕方がわからない」は、生徒の皆さんの学習に行き詰った「悲鳴」なのです。早くつまずいたところを探し、そこまで戻って「繰り返し練習」する以外ありません。

(4)全然勉強しない

生徒自身、最初は「頑張らなければ」と頑張りますが、すぐにわからないところだらけでどうにもならず「勉強が進まない=勉強ができない」状態になっているのです。「親や先生にしかられる」ことにびくびくしている状態です。しかし長い間「勉強しない」状態が続くと、勉強すること自体できなくなり、「開き直る」以外なくなります。
学習自体は、生徒本人が進む以外にありません。しかしわからないところにきたときに、「ヒント」を与えてくれる何かが必要です。そして、我慢強く努力できる「エネルギー源」が絶対的に必要となります。この時点になると「数分間の集中」すらできない生徒がほとんどです。少しずつでも「できる喜び」を感じられるように環境整備をしなければなりません。

(5)注意すると噛み付く

「勉強しなさい」といわれて素直に言うことを聞く時点は過ぎています。「できない辛さ」を攻撃され続けることに対する、「生徒自身の自衛策」です。「開き直り」というもので、ここから「保護者や関係者」との闘いに近いものに進んで行きます。
生徒はたいてい「心を閉ざして」います。家庭のコミュニケーションから始まります。
以上長年の塾経験から発見した代表的な問題点を挙げてみましたが、その他の要素が絡み合うことも多々あります。



解決に近づく方法


1.「目標=志望校」を持つこと。
「志望校」を持つこと以上に「努力を維持するエネルギー源」はありません。

2.「つまずき」の時点までさかのぼり、そこから「繰り返し練習する=努力する」こと。

3.家庭内の「コミュニケーション」を円滑にし「生徒が努力できる環境」をつくること。


家族みんなが明るく、一歩ずつ進みましょう!



志望校が必要な訳

「志望校を持つ」ことは「目標を持つ」こと、さらには「夢を持つ」ことになります。 「こんな点数でどこの高校(大学)に通るの?」という会話がなんと多いことでしょう。
この言葉は「点数から結果を選ぶ」だけで、「努力」をする要素はかけらもありません。平均点の低い生徒の家庭に多い会話です。 また「こんな親の子なんだから、そんなに良い学校に通るわけがない」と言う保護者もたくさんいます。 しかし、このような会話は「子どもの才能の芽を摘んでしまう」会話であることを理解してください。 どんな人にも「向き、不向き」なことがあります。人にはみんな、それぞれ、「人には負けないこと」があるはずです。 「人に負けないこと」は「好きなこと」であったり「負けたくないこと」であったりします。そのエネルギーがどこからくるにせよ、「好きなこと」なら自然にできることであるし、「負けたくない」ことなら、負けない努力をすることです。
つまり「集中して行ったこと」が「人には負けないこと」になっているのです。 人は「10人10色」というように育った環境が一人一人違います。保護者の皆さんが「学校の成績が悪かった」としても、それはたまたま「勉強」に努力する環境になかっただけで、「頭が悪い」ということとはまったく無関係です。「人に負けないこと」は「集中して実行する」ことで、だれにでも、どんなことでも可能なのです。
勉強面においても「集中して実行する」環境さえあれば、だれでも向上するのです。3人兄弟がいたとして、兄弟が3人とも「両親と同じ学力」の家庭があるでしょうか。そんな家庭は見たことがありませんね。
「勉強」を伸ばすためには「勉強する目的」が必要です。それが「志望校」なのです。つまり、「好きなこと」、「負けたくないこと」にあたるのが勉強面では「志望校」なのです。
「この成績でどの学校へ行く?」と言っている間は成り行きに任せているだけですが、「○○高校(大学)へ行きたい」と思った時からは、志望校の偏差値、必要科目、を調べることが始まり、「今の自分」を合格ラインまで向上させる「要素」を具体的に「目で見る」ことになるのです。そして実際の努力が始まります。
スポーツにおいて「○○大会で優勝しよう」という目標を掲げたなら、その目標に向かって「死に物狂いで練習した」経験はだれもが、持ったことがあるのではないでしょうか。コーチも来ず、「試合」の予定もない部活の練習で、生徒は真剣に「集中して練習」するでしょうか。 「勝てる可能性のある試合」に臨むスポーツの練習、「入賞する可能性のあるピアノ発表会」に望むピアノ練習・・・「志望校を持って勉強すること」も同様なのです。
「志望校」こそが学習を継続させる「絶対的エネルギー」であり、生徒自身が自ら決めた「努力目標」となるのです。







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